京都市のふるさと納税返礼品に、地下鉄・バス1日乗車券が設定されました。(0)

最近ふるさと納税の商品が多様化していますが、京都市のバス・地下鉄の1日乗車券が返礼品として2023年12月より設定されました。
https://furusato-kyoto.jp/news/1492/

現在8000円など低額から出されています。
https://furunavi.jp/Product/Search?keyword=%E4%B9%97%E8%BB%8A%E5%88%B8


（注：バス専用1日乗車券は廃止されました）


1日乗車券や企画切符は、かつては現金専用・カード式のものが多く、現在も関西を中心に（大阪メトロ、阪神、阪急など）多くが継続しています。しかし紙の券や現金のコストを意識してか、最近は以下のように多様化しています。

・ICに記録するタイプ（都営バス、神奈川中央交通など関東のバス事業者に多い）
・ICカードに印字するもの（都区内パスや東急線ワンデーパスなど）
https://www.jreast.co.jp/suica/ic_otoku/

・モバイルSuicaにて買うもの（都区内パスなど）

・公式サイトで買うもの（京急のみさきまぐろきっぷや、東武、近鉄の各種切符）
https://cocoonfamily.jp/tickets/ot002/

https://www.kintetsu.co.jp/senden/Railway/Ticket/A20003.html

・トヨタのアプリで買うもの（横浜市営地下鉄）
https://www.city.yokohama.lg.jp/kotsu/bus/oshirase/R3henkou.html

支払い方法も、カード、ICなど多様化していますが、交通系な分、コード決済は少ないようです。


そのような中で、ふるさと納税の返礼品としての動きは、最近始まったようです。

しかし

・低価格な返礼品で少額から寄付できる
・税収になる
・観光促進につながる（宣伝になる）

など、一石三鳥だと思います。今後東京メトロなど、ビジネス利用が多い場所にも普及するかもしれません。


またカードで寄付することが大半でしょうから、現金しか使えなかった乗車券が、新しい決済手段を使って入手できることになると思われます。